SX/M
05モデルでは個人的に、SXシリーズはSしか所有していなかったし、セイルサイズもMAX7.2m2だった。今年は世界的にもFORMULA42クラスが行われており、国内でもそれに準じたレースも予定されているような動きなので、06モデルでは、M(103L)も必要だと思い所有することにした。
まず、Sでは若干ボリュームが少ないように感じていた去年のMAX SIZEの7.2m2はS、Mどちらのボードに使うべきかとゆう点については断然Mの方が良い。走り出し、アンダーでの走り、ブローの抜け、ジャイブの立ち上がり、プレーニングしていない微風での安定感はボリュウームの多さから勿論のこと、リグを軽く感じることが出来るし、セイルの取り回しにあまりシビアにならなくてもよくなる。
また、風が吹き上がって来た時の走りについては、ヒールしてレイルがめくれあがるような事や、ノーズが舞い上がる事は無く、必要以上に挙動に神経を使う必要が無い。オーバー気味でも、セイルをしっかり引き込めれば、ボードのスピードは頭打ちする感覚が無く更に伸びていく。
ジャイブに関しては、Sと比べると鋭さは落ちるが、コントロールしやすく、レイルも使いやすく、スムーズなジャイブが出来る。
全体的な走りの印象はエアーパイプ&カットアウトチャンネルの効果でプレーニングに入りやすく、初速〜トップスピードまでの時間が短い。去年モデルから若干絞り込まれたテイル形状の効果でボードの大きさは感じず、トップスピードは維持しやすく、コントロールも楽である。
7〜8m2のセイルサイズを使うスラロームにはベストなボードだと言える。
SX/S
Sは去年モデルより若干絞り込まれたテイルのためか、走っている時の印象は一回り小さくなった様に感じる。7.2m2以上がMにマッチしているため、より強風にマッチしているようで、好印象である。
トップスピードも更に高くなり、より楽に乗ってトップスピードをキープできる。
去年モデルの、テイルの浮き上がりの速さ、アンダーコンディションでのスピード性能は若干抑えられているものの、トップスピード、オーバーコンディションでのコントロール性、ジャイブ性能が去年モデルから改良されているように感じる。
強風時、より楽にトップスピードをキープでき、シャープなジャイブが出来る。
5.5〜7.0m2のセイルを使う本来のスラロームコンディションにマッチしたボードである。
Fx100IV
まずIVはIIIに比べて若干短くなり、レイルの厚みが抑えられ、テイルが広くなっているため、乗った印象はボードが薄くなり、ノーズの位置が低くなり、よりテイル側のみが接水して走っている感覚で、更に軽く走る感じがする。
ブローからブローのつなぎが良くなり走り出した後のプレーニング持続性能が向上している。ライダーがよりコントロールにシビアにならなくても、ボードが走ってくれる感覚である。
IVから採用されているアジャスタブルカットアウトは装着することによって、ボードのテイルの沈み込みを調整する。感覚としてはノーズの浮き上がりが抑えられたような感覚で、つまりボード全体の挙動が変化する。
海面や風域等のコンディションによって、またフィンによって様々なマッチングが得られる。
また、アジャスタブルカットアウトは装着しなくても何ら問題は無く、それら、全ての状態で乗り味の違い、ボードの走りの変化を楽しんでもらいたい。
個人的には微〜中風域のコンディションで練習することが多い。アジャスタブルカットアウトは装着していない状態で乗っているが、問題は無い。
他のライダーや、IVに乗っているレーサー達は付けている者が多いので、今後も色々意見交換してみたい。